社会福祉士の試験を知ろう!日程や合格率、試験日の1日の流れは?

合格祈願だるま

社会福祉士になるぞ!と考えている人にとって、試験の概要や申し込み、試験当日の会場の雰囲気など気になることはたくさんありますね。ここでは、試験の日程を改めて説明した上で、申し込みの注意点や試験当日の流れについて解説します。

1.社会福祉士試験の日程と受験科目

社会福祉士の試験は、毎年2月上旬に行われます。これまでは1月下旬に行われていましたが、第30回(2018年2月)試験から変わってきています。試験は、大学等で指定科目を履修し卒業見込みが出れば受験可能なので、自分が受験する年の日程を確認しつつ申し込みの準備をしてください。

そして、受験科目は「共通科目」11科目と「専門科目」7科目群に分かれています。合わせて18科目群の勉強をしないといけないのですが、この「共通科目」とは、精神保健福祉士試験の受験科目と同一の部分があることを意味しています。たとえば、社会福祉士と精神保健福祉士を同時受験する場合、社会福祉士の「共通科目」「専門科目」と精神保健福祉士の「専門科目」の受験をすることで同時に2つの資格取得が可能になります。

 

共通科目(11科目) 人体の構造と機能及び疾病
心理学理論と心理的支援 社会理論と社会システム
現代社会と福祉 地域福祉の理論と方法
福祉行財政と福祉計画 社会保障
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 保健医療サービス
低所得者に対する支援と生活保護制度 権利擁護と成年後見制度
専門科目(7科目群) 社会調査の基礎
相談援助の基盤と専門職 相談援助の理論と方法
福祉サービスの組織と経営 高齢者に対する支援と介護保険制度
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 就労支援サービス、更生保護制度

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター > 試験概要 を元に作成 

社会福祉士の試験は年に1回しかありません。チャンスを逃さないように試験勉強は計画的に行って合格を目指しましょう。

2.みんな気になる合格点!何点取れば良い?

一体何点取れば合格になるのか気になると思いますが、過去3年分の合格点をみると80後半くらいとなっています。このデータからは90点を取れていれば合格できそうですが、私がおすすめするのは100点以上を目指して勉強するということです。

まず、最初に紹介した通り社会福祉士の受験科目は18科目群あり、それを午前と午後に分け150問が出題されます。合格点の目安はおよそ6割とされているので、やはり90点というのが一つの基準になるでしょう。

回数 合格点 合格率
第29回 86 25.8%
第28回 88 26.2%
第27回 88 27.0%

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター > 過去の試験問題
> 合格発表について,合格基準・正答一覧 を元に作成 

しかし、“6割程度”とされていることからも合格点が90点を超える可能性も否定できません。なので確実に合格したいのなら、100点以上を目指しておくといいでしょう。ギリギリ90点取れればいいのではなく、90点を超えていくイメージを持ち勉強していれば、合格ラインはいつのまにか超えていると思います。

たとえば、模擬試験で100点取る力はあるけど、本番でたまたま実力が発揮できなくて90点だった人。はたや模擬試験はいつも90点で、本番は緊張もあり勘違いして解けない問題があり80点だった人がいるとしたなら、誰が見ても100点取る力を身につけていた方が合格する可能性は高いですよね。

志は高く、100点以上を取りに行く気持ちで普段から勉強し、試験に臨みましょう!

3.受験の手引きを取り寄せよう!申し込み時に気をつけたいこと!

毎年7月下旬頃から、「公益財団法人 社会福祉振興・試験センター」で申込書類などの受験の手引きが取り寄せる予約ができるようになります。そして、9月上旬~10月上旬の期間で申し込みを行います。

その際に注意しなければいけないのが、受験の手引きを取り寄せるのに数日かかるということです。「社会福祉振興・試験センター」から直接自宅へ郵送されるため、どうしてもタイムラグが生じてしまいます。その後、申し込み用紙を記入し、必要書類を集めたり、受験料を支払ったりしてから「社会福祉振興・試験センター」へ郵送しなければなりません。なので、それだけでも1週間くらいかかってしまいそうですね。

現役の大学生であれば証明書等はすぐに準備できるかもしれませんが、卒業生や社会人で通信の養成校に通っている場合など証明書等を取り寄せるだけでも1、2週間かかるかもしれません。

受験の手引きはできるだけ余裕を持って取り寄せて、何の書類が必要か押さえておきましょう。

4.よく聞く0点科目とはなに?試験問題の解答形式と注意点

社会福祉士の試験で、注意しておきたいことが2つあります。

1つ目は、18科目群中1つでも0点の科目があると不合格になってしまうということです。いくら100点を取ったからといっても0点科目があれば、また翌年に受験し直さなければいけません。たとえ「合格点を超えてた」と周り言っても、資格を手にできなければ無資格者と同じ扱いになってしまうので気をつけたいところです。

2つ目は、社会福祉士の試験の解答形式です。試験自体はマークシート方式で解答を塗りつぶしていくのですが、1題につき5つの選択肢があり、その中から1つまたは2つの解答を選びます。以前は五肢択一で5つから1つの解答を選べば良かったのですが、近年「2つ選べ」などという複数の解答を選択させる問題が出題されるようになりました。

ここで注意したいのは、問題文をよく読まず2つ解答すべきところを1つしか解答せずに1点を失ってしまうことです。当たっているのを1つ、2つ選ぶのか、間違っているのを選ぶのか、1問ずつ問題文を読み飛ばさないように注意が必要です。そうは言っても、試験時間内に解き終わらなければ意味がないので、問題を解くことに慣れておく必要があります。過去問や模擬試験で本番を想定した練習をたくさん重ねていきましょう。

せっかちな人は問題文を見落とさないように、慎重な人は問題文を読みすぎて時間が足りなくならないように、時間配分も考えながら試験に挑戦しましょう!

5.試験日の1日の流れ

ここで、ある年の試験の1日の体験談を紹介します。

試験当日、会場には9時頃から入室ができました。試験時間は午前の「共通科目」が10時~12時15分、午後の「専門科目」が13時45分~15時30分となっていました。他の様々な試験と同じ感じで途中退出可能時間というのが決められていました。

そして、午前も午後も試験開始時間の約30分前くらいからは、試験についての説明が行われるので席に着いて待機をしておかないといけませんでした。

お昼時間は、隣の教室の友だちとご飯を食べたり勉強をしたり、学校の休み時間のような感じで過ごすことは可能でした。試験会場の周辺にコンビニなどもなかったので弁当を持って行きました。少しでも午後の試験勉強をしたい人も、弁当があればパッと食べることができると思います。緊張や脳の疲れをとるために、チョコレートを食べてリフレッシュするのもいいと思いました。

試験会場がどこになるかにもよると思いますが、寒い場合を想定してひざ掛けやカイロなどを持っていた方が安心でしょう。逆に閉め切った部屋が暖かくなったり、暖房で暑く感じることもないとは言い切れないので、重ね着をしてその場に合った服装ができるよう調整するのが一番いい方法かもしれません。朝から夕方頃まで拘束されると考えると、寒さや暑さで途中体調が悪くなると思うような力が出せず、1年間の勉強が無駄になってしまうかもしれないので気をつけたいところですね。

試験の雰囲気は模擬試験で体験できるので、1日の流れを確認する意味でも1度は受けておいた方がいいと言えます。試験が冬なので、試験合格に向けて体調管理もしっかりとしていきましょう!

 

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